戻る
トップページへ
試験の結果について
「受験者数」「合格者数」「合格率」を表にまとめてみました。
(情報処理技術者試験センター発表資料より抜粋)
年 |
受験者数 |
合格者数 |
合格率(%) |
平成16年春期 |
47,880 |
7,717 |
16.1 |
平成17年春期 |
41,521 |
6,157 |
14.8 |
平成17年秋期 |
31,192 |
3,348 |
10.7 |
平成18年春期 |
30,312 |
4,264 |
14.1 |
平成18年秋期 |
28,757 |
5,051 |
17.6 |
平成19年春期 |
30,800 |
5,600 |
18.2 |
平成19年秋期 |
32,377 |
5,366 |
16.6 |
平成20年春期 |
31,602 |
5,371 |
17.0 |
平成20年秋期 |
33,037 |
6,225 |
18.8 |
平成21年春期 |
36,653 |
9,549 |
26.1 |
平成21年秋期 |
41,565 |
8,908 |
21.4 |
平成22年春期 |
42,338 |
8,592 |
20.3 |
平成22年秋期 |
43,226 |
9,898 |
22.9 |
平成23年春期 |
37,631 |
7,745 |
20.6 |
平成23年秋期 |
36,498 |
8,612 |
23.6 |
平成24年春期 |
35,072 |
7,945 |
22.7 |
平成24年秋期 |
38,826 |
7,941 |
20.5 |
平成25年春期 |
33,153 |
6,354 |
19.2 |
平成25年秋期 |
34,314 |
6,362 |
18.5 |
平成26年春期 |
29,265 |
5,969 |
20.1 |
平成26年秋期 |
33,090 |
6,686 |
20.2 |
平成27年春期 |
30,137 |
5,728 |
19.0 |
平成27年秋期 |
33,253 |
7,791 |
23.4 |
平成28年春期 |
28,229 |
5,801 |
20.5 |
平成28年秋期 |
35,064 |
7,511 |
21.4 |
受験者数は前年同期より660名増えました。来春期からの新しい試験制度ではソフトウェア開発技術者は内容は同じですが、名称が『応用情報技術者』に変わるので受験を見送る人が多いと思ったのですが、そういうことはなかったようです。
最も、今回は高度試験の受験を見送り、来春からの高度試験(レベル4)の午前Iの免除狙いで、今回ソフトウェア開発技術者を受験した人もいると思うので、受験した人の内容的にはどうでしょうか…。
合格率は18.8%と『ソフトウェア開発技術者』としては最も高かったですが、ここ何回かと同レベルなので、問題の難易度もあまり変わっていないと思います。試験の名称が『応用情報技術者』に変わっても、このくらいの合格率になるのではないでしょうか。
ソフトウェア開発技術者として行われるのは今回が最後で、2009年(平成21年)の春期からは応用情報技術者(AP)になります。名称は変わりますが情報処理技術者試験における位置付けや試験の内容が大きく変わることはありませんので、応用情報技術者の受験を考えている人は、これまでと同じようにソフトウェア開発技術者の過去問題を中心に勉強するのがいいでしょう。
出題傾向ですが、過去問題がそのまま出題されるケースが減ったような気がしますので、過去問題を数多く解き応用力をつける必要があると思います。
また、近年の様々なITシステムの安全性の問題(情報漏洩、不正アクセスなど)から、情報処理技術者に求められるセキュリティレベルが高くなっている関係で、セキュリティ関連の出題が多くなったようです。セキュリティ技術(暗号、デジタル署名、セキュリティプロトコル、IDS、ファイアウォール、ISMSなど)やコンピュータ犯罪の種類・特徴などについてはしっかりと答えられるようにしましょう。
情報セキュリティについての意識の高まりは、『情報セキュリティスペシャリスト試験』が高度試験では唯一春期・秋期で行われことからもわかりますね。
|