マイクロカーネルアーキテクチャを採用したOSの特徴として、適切なものはどれか。
ア |
OSが、最小限の機能をもつ中核部分と、それ以外のサブシステムからなる。 |
イ |
OS全体が単一のスレッドとして構成されている。 |
ウ |
OS内のモジュール間の依存関係が複雑に構成されている。 |
エ |
OSの基本的な部分がマイクロプログラムの組合せで構成されている。 |
答え ア
【解説】
ア |
マイクロカーネルアーキテクチャの説明です。 |
イ |
モノリシックカーネルアーキテクチャの説明です。 |
ウ |
モノリシックカーネルアーキテクチャの説明です。 |
エ |
モノリシックカーネルアーキテクチャの説明です。 |
【キーワード】
・マイクロカーネルアーキテクチャ
【キーワードの解説】
- マイクロカーネルアーキテクチャ
OSを、OSが本質的に必要とする最小限の機能(マイクロカーネル)とOSごとに特有な機能(システムサーバ、システムライブラリ)に分けて実現しようとするものです。
マイクロカーネルアーキテクチャの特徴としては、OSの巨大化を防ぐことが可能である。リアルタイム性の実現が容易である。ハードウェア依存部を集中させることで移植が容易といったことが挙げられます。
マイクロカーネルアーキテクチャのOSとしては、MS-WindowsNT系やMacOS Xなどがあります。
マイクロカーネルアーキテクチャ以外のOSのことをモノリシックカーネルアーキテクチャといい、UNIX(Linux)やMS-Windows9x系、MacOS(8.6まで)などがあります。
もっと、「マイクロカーネルアーキテクチャ」について調べてみよう。
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