主記憶割当のアルゴリズムが最初適合(first fit)である可変区画方式において、次の条件で領域を要求した場合、割り当てた後の空き領域のリストはどのようになるか。
ここで、領域の大きさの単位はkバイトである。
答え イ
【解説】
空き領域リストの最初の状態は
である。
このリストから最初適合で90の領域の割当てを行うと、先頭の200から割当て、余った110(=200-90)をリストの最後に追加して、
である。
次に、最初適合で130の領域の割当てを行うと、先頭の100ではサイズが足りないので、2番目の160から割当て、余った30(=160-130)をリストの最後に追加して、
である。
次に、最初適合で140の領域の割当てを行うと、先頭の100ではサイズが足りないので、2番目の140から割当て、
である。
最後に、最初適合で100の領域の割当てを行うと、先頭の100を割当て、
である。
したがって、空き領域リストは
130、110、30(イ)になる。