平成21年 春期 応用情報技術者 午前 問33

分散データベースにおいて図のようなコマンドシーケンスがあった。
調停者がシーケンスaで発行したコマンドはどれか。
ここで、コマンドシーケンスの記述にUMLのシーケンス図の記法を用いる。

 ア  COMMITの実行要求
 イ  ROLLBACKの実行要求
 ウ  判定コードの書出し要求
 エ  ログ書出しの実行要求


答え イ


解説
調停者がシステム1、システム2に対してUPDATEを行っているのでデータベースは操作されています。
このデータベースに対しCOMMIT可否問合せを行いシステム2から『否』が返っているので、先に行ったUPDATEを取り消す処理を行い、データベースに対して行ったUPDATE操作を元に戻し、要求者の行った処理を失敗にするので、aに入るのはROLLBACKの実行要求(イ)になります。


キーワード
・分散データベース

キーワードの解説

戻る 一覧へ 次へ