平成23年 春期 ITパスポート 問69
PCの省電力機能に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
PCの電源を切る直前の作業状態を補助記憶装置に保存しておき、次に電源を入れたときにこの内容を読み出して電源を切る直前の状態に戻して使用可能とする機能を a という。
また、作業を中断して省電力モードに移行する際、移行直前の作業状態を主記憶装置に記憶し、作業再開時に速やかにPCを移行直前の状態に戻して使用可能とする機能を b という。
a
b
ア
スタンバイ
ミラーリング
イ
ストライピング
ハイバネーション
ウ
ハイバネーション
スタンバイ
エ
ミラーリング
ストライピング
答え ウ
【解説 】
スタンバイは、コンピュータを停止するときに、直前の情報を主記憶に保存して、節電状態にすることです。
ハイバネーションは、コンピュータの電源を切るときに、直前の情報を補助記憶装置に保存して、停止することです。
ミラーリングは、複数のディスクに同一内容のデータを書き込み、ディスクの障害に備えることです。
ストライピングは、データを分割して複数のディスクに保存することで、高速なアクセスを実現します。
【キーワード 】
・スタンバイ
・ハイバネーション
【キーワードの解説 】
スタンバイ(standby)
コンピュータの動作を一時的に停止させ、節電状態で待機させる機能です。
電源をオフにするのとは異なり、停止前の状態から速やかに再開することができます。
ハイバネーション(hibernation、休止状態)
コンピュータの電源を切る時に直前の状態を補助記憶装置(HDD)に保存して、次に電源を入れたときに電源を切る直前の状態から作業を再開する機能です。
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