2023年 春期 ネットワークスペシャリスト 午前 問3

OSPFに関する記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  経路選択方式は、エリアの概念を取り入れたリンクステート方式である。
 イ  異なる管理ポリシーが適用された、エクステリアゲートウェイプロトコルである。
 ウ  ネットワークの状態に応じて動的にルートを変更することはできない。
 エ  隣接ノード間の負荷に基づくルーティングプロトコルであり、コストについては考慮されない。


答え ア


解説

 ア  経路選択方式は、エリアの概念を取り入れたリンクステート方式のルーティングプロトコルには、OSPFやIS-IS(Intermediate System to Intermediate System)があります。(〇)
 イ  異なる管理ポリシーが適用された、エクステリアゲートウェイプロトコル(Exterior Gateway Protocol、EGP)には、BGP(Border Gateway Protocol)があります。(×)
 ウ  ネットワークの状態に応じて動的にルートを変更することはできないルーティングプロトコルはありません。(×)
 エ  隣接ノード間の負荷に基づくルーティングプロトコルはありません。(×)


キーワード
・OSPF

キーワードの解説
  • OSPF(Open Shortest Path First)
    複数台のルータで構成されたネットワークにおいて、ルータ間の経路選択を行うためのプロトコルです。
    OSPFではルータ間の通信速度を基にコストを算出して最もコストの低い経路を選択します。

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