複数のVLANを一つにまとめた単位でスパニングツリーを実現するプロトコルはどれか。
| ア | BPDU | イ | GARP | ウ | MSTP | エ | RSTP |
答え ウ
【解説】
| ア | BPDU(Bridge Protocol Data Unit)は、スパニングツリーを構築するためにネットワークスイッチ間でやり取りする通信です。(×) |
| イ | GARP(Gratuitous ARP)は、自身に割り当てられたIPアドレスについてのARPです。(×) IPアドレスの重複割り当てのチェックや、通信相手のARPテーブルの更新のために行います。(現在はセキュリティ上の観点から使われなくなっています。) |
| ウ | MSTP(Multiple Spanning Tree Protocol)は、複数のVLANをインスタンスという単位でまとめて処理するプロトコルです。(〇) |
| エ | RSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)は、通常のSTPを改良して高速にスパニングツリーを構築するプロトコルです。(×) |
【キーワード】
・スパニングツリー
- スパニングツリー(spanning tree)
ネットワークの接続にループがあった場合、データが永遠に循環してしまうようなことがないように、一部の回線を通常時は予備として使用禁止にし、使用している回線に障害が発生したとき予備回線を動作させる技術です。
もっと、「スパニングツリー」について調べてみよう。
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