2023年 春期 システムアーキテクト 午前 問10

タイピングを行う人をドライバと呼び、その様子を見ながら指摘や助言をする人をナビゲータと呼んで、2人が1台のPCを共有して共同でプログラムを作成する技法はどれか。

 ア  インスペクション  イ  ウォークスルー
 ウ  バスアラウンド  エ  ペアプログラミング


答え エ


解説

 ア  インスペクション(inspection)は、進行役である管理者(モデレータ)を設置し、管理者が参加者の役割を決めたり、レビューポイントを絞り込んだりして、効率を上げるレビュー方法です。(×)
 イ  ウォークスルー(walk-through)は、成果物(設計書、ソースコード)の処理の流れを追いながら確認し、問題点やバグの早期発見を行うレビュー方法です。(×)
 ウ  パスアラウンド(pass around)は、象となる成果物を電子メールなどで複数のレビューアに配布・回覧し、フィードバックを求めるレビュー対方法です。(×)
 エ  ペアプログラミングは、2人のプログラマが1台のコンピュータ(PC/WS)を使用して共同でソフトウェア開発を行う手法です。(〇)


キーワード
・ペアプログラミング

キーワードの解説
  • ペアプログラミング(pair programing)
    2人のプログラマが1台のコンピュータ(PC/WS)を使用して共同でソフトウェア開発を行う手法です。
    1人が単体テストを打ち込んでいるときに、もう1人がそのテストを通るクラスについて考えるといったように、相補的な作業をすることで、品質の向上や知識の共有を図ります。

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