JIS X 0160:2021(ソフトウェアライフサイクルプロセス)によれば、ソフトウェアライフサイクルプロセスにおいて、提供するソフトウェアシステムが利害関係者要件(要求事項)に合致し、利用に適していることを、顧客とともに確信に至るためのテストを何と呼ぶか。
ア |
ソフトウェア受入れテスト |
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イ |
ソフトウェア検証 |
ウ |
ソフトウェア適格性確認テスト |
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エ |
ファズテスト |
答え ア
【解説】
ア |
ソフトウェア受入れテストは、開発が完了したソフトウェアを開発者側から利用者側(発注者側)に受け渡し(納品し)、双方で利害関係者要件(要求事項)に合致していることを確認するテストです。(〇) |
イ |
ソフトウェア検証は、プロセス又はプロジェクトのそれぞれのソフトウェア作業成果物及び/又はソフトウェアサービスが指定の要求事項を適切に反映していることを確認することです。(×) |
ウ |
ソフトウェア適格性確認テストは、ソフトウェア要件定義で定義したソフトウェア適格性要件に従って行い、ソフトウェアが要件どおりに実現されているかを検証することです。(×) |
エ |
ファズテスト(fuz test、fuzzing)は、バグや脆弱性を検証するためのテスト手法の一種で、エラー成分が含まれた様々な命令パターンを実行させてエラーの発生を調べます。(×) |
【キーワード】
・利害関係者要件
【キーワードの解説】
- 利害関係者要件
利害関係者のニーズの識別と制約事項の定義を行うことで、業務要件、機能要件、非機能要件、スケジュールに関する要件を明確にします。
もっと、「利害関係者要件」について調べてみよう。
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