2023年 春期 ITサービスマネージャ 午前 問19

ソフトウェアを開発するために、ローコード開発ツールを選定する。 ツールを使って作成するプログラムには、ツールが提供する部品を組み合わせるだけで完成するプログラム(タイプ1プログラム)とソースコードを記述して作成するプログラム(タイプ2プログラム)とがある。 表は、A〜Dのツールを使ってソフトウェアを開発する場合の、タイプ1プログラム及びタイプ2プログラムのそれぞれのプログラム本数及び1本当たりの所要工数の見積りである。 最も少ない工数で開発できるツールはどれか。

[ローコード開発ツールごとのプログラム本数と所要工数]
ツール タイプ1プログラム タイプ2プログラム
本数(本) 所要工数(人日/本) 本数(本) 所要工数(人日/本)
A 50 0.5 5 20
B 50 0.8 4 20
C 50 1.0 3 20
A 50 1.5 2 20

 ア  A  イ  B  ウ  C  エ  D


答え ウ


解説
ツールごとの所要工数の合計を求める。

  • A
    50(本)×0.5(人日/本) + 5(本)×20(人日/本) = 125(人日)
  • B
    50(本)×0.8(人日/本) + 4(本)×20(人日/本) = 120(人日)
  • C
    50(本)×1.0(人日/本) + 3(本)×20(人日/本) = 110(人日)
  • D
    50(本)×1.5(人日/本) + 2(本)×20(人日/本) = 115(人日)


キーワード
・ローコード開発

キーワードの解説
  • ローコード開発
    ローコード(low code)開発とは必要最小限のソースコードを記述することでソフトウエアを開発することで、部品を組合わせることで必要とする機能を実現します。
    ローコード開発はツールを使って行われ、ツールが提供する部品を使用して開発を行います。

もっと、「ローコード開発」について調べてみよう。

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