連結売上高総利益率は何%か。
ここで、B社はA社の100%子会社で、仕入れはすべて親会社からであり、売上はすべて親会社以外である。
また、期首、期末とも在庫はない。
A社損益計算書
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売上高 |
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4,000 |
子会社売上高 |
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800 |
売上原価 |
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3,000 |
売上総利益 |
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1,800 |
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B社損益計算書
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売上高 |
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1,000 |
売上原価 |
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800 |
売上総利益 |
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200 |
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答え ウ
【解説】
B社はA社の100%子会社なので、A社からB社への売上は連結売上高総利益率の計算には含まない。
また、B社の上げた売上高と利益は連結売上高総利益率に入れる。
すると、連結売上高は
A社の売上高 + B社の売上高 = 4,000 + 1,000 = 5,000 …(1)
また、連結売上高総利益は
A社の売上総利益 + B社の売上総利益 = 1,800 + 200 = 2,000 …(2)
したがって、(1)(2)から連結売上高総利益率は
(2)÷(1) = 2,000÷5,000 = 0.4 = 40%
(ウ)になる。
※連結売上高総利益率に売上原価の計算は必要ない。
【キーワード】
・連結決算
【キーワードの解説】
- 連結決算
資本的、実質的に支配従属関係にある法的に独立した複数の企業からなる集団を、経済的な観点から単一の組織体(企業)として、その経営成績や財政状態を把握するための決算方法のことです。
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