関係データベースにおけるインデックスの設定に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
インデックスの設定に際しては、検索条件だけでなく、テーブルのレコード数についても考慮する必要がある。 |
イ |
インデックスの設定によって検索性能が向上する場合は、更新・削除・追加処理の性能も必ず向上する。 |
ウ |
インデックスの設定は、論理設計段階で洗い出された検索条件に指定されるすべての列について行う必要がある。 |
エ |
性別のように2値しかもたないような列でも、検索条件に頻繁に指定する場合は、インデックスの設定を行う方がよい。 |
答え ア
【解説】
ア |
データのレコード数が少ないとインデックスを設定しても検索速度はあまり変わらない、また、レコード数が多いと更新や削除・追加処理時のインデックスの変更に時間がかかりトータル的に性能が悪くなることがあるので、インデックスを設定する場合にはレコード数を考慮する必要があります。 |
イ |
インデックスを設定すると更新や削除・追加処理時のインデックスの変更が必要になるので性能は悪くなります。 |
ウ |
インデックスは実際に使用される検索条件を考慮して設定を変更する必要があります。 |
エ |
同じ値になることの多いデータ列をインデックスとしても性能向上は期待できません。 |
【キーワード】
・インデックス
【キーワードの解説】
- インデックス(関係データベース)
関係データベースにおいてデータ検索の性能を向上させるために、どのレコードがどこにあるかを示した索引のことです。
データ検索を行う場合、関係データベースでは目的のデータ項目がソートされているわけではないので、全レコードを一つずつ調べていく処理が必要になるが、索引を設けソートしておくことで効率的な検索を行うことが可能になります。
もっと、「インデックス」について調べてみよう。
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