2019年 秋期 ITパスポート 問39

共通フレームの定義に含まれているものとして、適切なものはどれか。

 ア  各工程で作成する成果物の文書化に関する詳細な規定
 イ  システムの開発や保守の各工程の作業項目
 ウ  システムを構成するソフトウェアの信頼性レベルや保守性レベルなどの尺度の規定
 エ  システムを構成するハードウェアの開発に関する詳細な作業項目


答え イ


解説
共通フレームは顧客と開発側で齟齬が生じないように、ソフトウェア、システム、サービスの構想から開発、運用、保守、廃棄に至るまでのライフサイクルを通じて必要な作業項目、役割などを包括的に定めた共通の枠組みなので、システムの開発や保守の各工程の作業項目(イ)になります。


キーワード
・共通フレーム

キーワードの解説
  • 共通フレーム(software life cycle process - Japan common frame、SLCP-JCF)
    ソフトウェア、システム、サービスの構想から開発、運用、保守、廃棄に至るまでのライフサイクルを通じて必要な作業項目、役割などを包括的に定めた共通の枠組みです。
    システム開発を委託する際などに、発注側と受注側の間に誤解が生じないように、汎用的な用語や各工程の内容(分類)について統一するために制定されました。

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