複数のIoTデバイスとそれらを管理するIoTサーバで構成されるIoTシステムにおける、エッジコンピューティングに関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
IoTサーバ上のデータベースの複製を別のサーバにも置き、両者を常に同期させて運用する。 |
イ |
IoTデバイス群の近くにコンピュータを配置して、IoTサーバの負荷低減とIoTシステムのリアルタイム性向上に有効な処理を行わせる。 |
ウ |
IoTデバイスとIoTサーバ間の通信負荷の状況に応じて、ネットワークの構成を自動的に最適化する。 |
エ |
IoTデバイスを少ない電力で稼働させて、一般的な電池で長期間の連続運用を行う。 |
答え イ
【解説】
ア |
IoTサーバ上のデータベースの複製を別のサーバにも置き、両者を常に同期させて運用するのは、サーバのミラーリングです。 |
イ |
IoTデバイス群の近くにコンピュータを配置して、IoTサーバの負荷低減とIoTシステムのリアルタイム性向上に有効な処理を行わせるのは、エッジコンピューティングです。 |
ウ |
IoTデバイスとIoTサーバ間の通信負荷の状況に応じて、ネットワークの構成を自動的に最適化するのは、ダイナミックリソースコントローラーです。 |
エ |
IoTデバイスを少ない電力で稼働させて、一般的な電池で長期間の連続運用を行うのは、LPWA(Low Power, Wide Area)です。 |
【キーワード】
・エッジコンピューティング
【キーワードの解説】
- エッジコンピューティング(edge computing)
利用者の近くにサーバを分散させて配置し、物理的な距離を短縮することで通信遅延を短縮する技術です。
ここで、使用されるサーバをエッジサーバと呼びますが、利用者の近傍に配置されるということ以外の特徴はありません。
もっと、「エッジコンピューティング」について調べてみよう。
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