OSS(Open Source Software)に関する記述のうち、適切なものを全て挙げたものはどれか。
@ |
Webサーバとして広く用いられているApache HTTP ServerはOSSである。 |
A |
WebブラウザであるInternet ExplorerはOSSである。 |
B |
ワープロソフトや計算ソフト、プレゼンテーションソフトなどを含むビジネス統合パッケージは開発されていない。 |
答え ア
【解説】
@ |
Webサーバとして広く用いられているApache HTTP ServerはOSSです。(〇) |
A |
WebブラウザであるInternet ExplorerはMicrosoft社の製品です。(×)
(OSSなブラウザとしてはFireFoxがあります。) |
B |
ワープロソフトや計算ソフト、プレゼンテーションソフトなどを含むビジネス統合パッケージは開発されています。(×)
(それほど普及していませんが、OSSのApache OpenOfficeというソフトウェアなどがあります。) |
【キーワード】
・OSS
【キーワードの解説】
- OSS(Open Source Software)
ソフトウェアの著作権を守りながら、ソースコードを無償で公開し、誰でもそのソフトウェアを使用・改良・再頒布を可能にするという考えである。
OSSの定義には、OSI(団体)がOSDという定義をしていて、その内容は
- 自由な再頒布ができること
- ソースコードを入手できること
- 派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適当できること
- 差分情報の頒布を認める場合には、同一性の保持を要求してもよいこと
- 個人や集団を差別しないこと
- 利用分野に対する制限を設けないこと
- 再頒布時に追加ライセンスを必要としないこと
- 特定の製品に依存しないこと
- 同じ媒体で頒布される他のソフトウェアを制限しないこと
- 技術的に中立であること
となっています。
もっと、「OSS」について調べてみよう。
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