平成20年 秋期 基本情報技術者 午前 問23

USBハブの説明として、適切なものはどれか。

 ア  ハブ同士はクロスケーブルで接続する。
 イ  ハブの接続は、コンピュータの電源を入れる前に行う必要がある。
 ウ  ハブを経由して、複数のコンピュータ同士を接続することができる。
 エ  ハブを利用して、外部機器をハブを含めて最大127台まで接続できる。


答え エ


解説

 ア  USBケーブルは1種類しかないので、クロスケーブル、ストレートケーブルというものはありません。
(クロスケーブルを使用するのはLANのハブ同士の接続です。が、今はストレートケーブルで接続できるポートを持ったハブも多いです。)
 イ  USBの接続は、コンピュータの電源投入後でも可能です。
 ウ  USBは、コンピュータと周辺機器を接続するためのものなので、コンピュータ同士の接続はできません。
 エ  USBではハブを含め最大127台までの周辺機器を接続可能です。

[補足]
正解は選択肢エですが、この説明はUSBの説明で、USBハブの説明ではないと思うのですが…。


キーワード
・USB

キーワードの解説
  • USB(Universal Serial Bus)
    コンピュータと周辺機器を接続するためのシリアルインタフェースで、PCで標準的に採用されています。
    USBの主な特徴は、
    • 三つの速度の異なる転送モードを持っている。
      ロースピード:1.5Mbps、フルスピード:12Mbps、ハイスピード:480Mbps
    • 最大で127台の機器を接続できる。
    • コンピュータが動作している状態で、接続・切断が行える(ホットスワップ)。
    などがあります。

もっと、「USB」について調べてみよう。

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