タスク管理の役割として、適切なものはどれか。
ア |
各種の補助記憶装置へのアクセス手順を、装置に依存しない形態で提供し、応用プログラム作成の負担を軽減する。 |
イ |
仮想記憶空間を提供し、実記憶を有効に利用する。 |
ウ |
入出力装置の制御を行い、正確かつ効率よく入出力装置を動作させる。 |
エ |
マルチプログラミングの制御を行い、CPUを有効に利用する。 |
答え エ
【解説】
ア |
応用プログラム(アプリケーションソフトウェア)の下で汎用的な機能を提供するミドルウェアの説明です。 |
イ |
仮想記憶の説明です。 |
ウ |
デバイスドライバの説明です。 |
エ |
タスク管理の説明です。 |
【キーワード】
・タスク
【キーワードの解説】
- タスク(task)
OSから見た処理の単位で、通常タスクは並行して動作する。
タスク優先度とは、2つのタスクが競合した場合にどちらを優先して動作させるかの順番で、優先度が高いタスクが実行可能になると、OSは優先度の低いタスクは処理を中断し、優先度の高いタスクを実行させる。これを、プリエンプション(横取り)という。
タスク優先度とプリエンプションありのタスク構成の場合、設計をしっかりしておかないと優先度の低いタスクが動作せずシステムが動かなくなることがあるので注意が必要である。
もっと、「タスク」について調べてみよう。
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